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テレワーク・チュートリアル
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営業職
営業職のAさん
保険会社の営業マンであるAさんはモバイルワーカである。
一昨年、会社は、創業以来の業績不振を打開するため、トップマネジメント指示のもとで全社的な業務刷新を行うことになった。その際に導入されたのが、組織のフラット化、成果主義への大幅移行、情報システムの改善だった。全営業マンにはPCと携帯電話をもたせるとともに、これをサポートする情報システムが導入された。同時に、営業部門ではモバイルワークが開始された。
Aさんが所属する営業部門のオフィスはノンテリトリアル化された。
つまり、自分専用の机がなくなったのである。
Aさんは、これまでも顧客訪問など外出している時間が半分以上であり、社内にいる場合も会議などのため自分専用のデスクに座っている時間は少なかったため、専用デスクがなくなってもさして不便に思うことはなかった。
社内全体で業務資料の保存規定など文書管理規定の大幅見直し、資料の大量廃棄、社内文書の電子化、各自保管文書の徹底削減(共用フォルダへの保管)を行うことになった。新型PCの配布、社内LANなどの情報システム更新により、ノンテリトリアルスペースで、これまで紙ベースで行っていた社内処理が一気に電子化された。
時間管理については、これまでコアタイムつきのフレックス制度で運用されていたが、コアタイムなしの完全フレックス制になった。そして営業部門では、いわゆる直行直帰が大幅に認められるようになった。
営業部門では、新レイアウト変更にともなって、オフィススペースの利用効率が3割以上も改善した。専用デスクをなくしたのに加え、文書の大量廃棄と共用化による書庫スペース削減も寄与している。
Aさんは、最近、ノートPCで顧客に商品のプレゼンテーションをするのがうまくなった。
顧客訪問の報告などの日次報告は、顧客からの帰路に携帯電話からメールなどで行っている。顧客先からの場合もあるし、コーヒーショップから送信する場合もある。
最近は、PCを接続できるホットスポットも利用している。
Aさんは、学生時代から読書勉強を喫茶店ですることが好きだったので、セールスマンとなった今でも喫茶店や外出先の方が仕事場所としてしっくりくる。多少の騒音が混じっていたり、ゆったりしたBGMが流れている方が落ち着くし集中できる。コーヒーを飲みながら今しがた会った顧客との会話内容を思い出し自分用のメモを残す。大事な部分を要約してリーダに報告する。
最近、郊外に自宅をもったAさんには直行直帰できるようになったのも大きなメリットである。通勤がこれまでより大変になったが、モバイルワーク導入のおかげでラッシュアワーを避けられる日も多い。早く帰宅する時には自宅で簡単な仕事をする。
PCからは、営業に必要な各種の文書を検索しダウンロードできる。
勿論、充分なセキュリティ対策がとられている。PC、ネットワーク、社内サーバの3つのレベルでそれぞれ認証がとられる。
まず、USBトークンを入れないとPCにログインできないようになっている。このUSBトークンは自宅の鍵と一緒にキーホルダーに入れている。
サーバ側での認証も厳重である。アプリケーションあるいはファイル毎にアクセスできるユーザレベルが決められており、営業モバイルワーカであるAさんのPCからはその業務用の情報は入手できるが、それ以外はアクセスできない。情報セキュリティポリシーの策定され、管理すべき情報のレベルが分類された。これによって、最高レベルのセキュリティを要する人事情報や顧客データなどの機密情報については、社内ネットワークでの流通、保管、アクセス権限などが厳しく管理されるようになった。
一方で、AさんのPCからは、商品の詳細説明、プレゼン用資料やプログラム、契約書式、事例などが引き出せる。営業マンが自発的に登録している顧客の事例は、キーワードで検索できるようになっている。ただし顧客は匿名になっている。事例データに「大いに参考になった」「参考になった」という利用者の評価が入力できるようになっている。営業部門では、契約数などの期間実績が個人の期末評価として重視されるが、各自が登録した事例データベースへのアクセス件数や評価も、各自の業績の一部として考慮されるとのことである。
スケジュールや会議室の予約、それに会社厚生施設の予約もPCからできるのは便利だ。
自宅にて、家族と相談しながら予約ができる。
モバイルワークが始まって、営業部門全体の顧客への訪問回数が約2割増加した。契約件数も増加したが、増加は1割にとどまっているのは今後の課題とされている。モバイル利用を含む社内ネットワーク更新は概ね順調であったが、いくつかの問題が起こり、その都度、解決が図られている。
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