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資料テレワーク・チュートリアル
資料
    テレワークの想定事例

    企業テレワークでは、業務の性質や活用目的により営業職型、企画職型、専門職型の3つに分類されるでしょう。

    営業職では、顧客や出先での仕事が多いことから、携帯端末を使ったモバイルワーカが多くなっています。ペーパーレス化を徹底することによって、ベースオフィスでは個人専用のデスクをなくし、共用のデスクを設置するノンテリトリアル化により不動産コストを削減する企業もあります。営業職では、個々人の成果が顧客訪問件数や契約高などにより数値的に評価できるので、テレワーク導入の効果測定がやりやすいということもあり、普及が進んでいます。

    企画職は、本社の企画部門などのようにいわゆるホワイトカラーの典型であり、業績の定量的な評価など、効果測定が最も難しいことなどから、これまでテレワークの導入が最も遅れていました。しかし、テレワークに適する業務内容も多いこと、企画職型裁量労働制が可能になったことなどを契機に今後、本格的な普及が始まると期待されます。経営革新ツールとしてのテレワークは、この企画職への導入が最も大きな効果をもたらすと考えられます。

    専門職では、コンピュータソフトウエア開発者や、研究開発者、コンサルタントのように、専門的技術をもち、各人の業務内容がかなり明確になっている場合です。主としてPCと書類のみで仕事ができる、集中して作業ができることから、比較的導入がしやすい職務です。

    それぞれの職務におけるテレワーカの典型的な勤務形態について、国の内外から報告されている成功事例をもとに作ってみました。

    (1)営業職のAさん
    (2)企画職のBさん
    (3)専門職のCさん