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    102. 「ベッドタウンでの図書館開館時間延長」

以前、図書館が便利になったと書いたが、開館時間を工夫してもらうと更に便利になると思われる。 確かにこの面でも図書館側も努力を続けている。 近所の図書館の例では、開館時間の延長が漸次行われおり、現在では月曜から金曜の閉館時間は7時になっている。更に頑張ってこれを8時とか9時まで延長してくれるとありがたいのである。 週に1日だけでもいい。 地方財政が厳しい折りに住民サービスを拡大するのが困難なことは承知している。 図書の整理などメインテナンスのための時間が必要ということもあるだろう。 しかし、サービスを限定したり、取り扱う担当者を外部委託するなどによってコスト削減する方法はあるように思われる。

ニュータウンなどにおける住民アンケートでも、図書館や公民館などの場所の開館時間の拡大の要望が上位に上がっている。 地域において生涯教育や地域住民間の交流のニーズが高まっていることの表れでもある。 都心に通勤するサラリーマンが多いベッドタウンでは、夜間の開館時間の延長により恩恵を受ける人は多いだろう。 夜7時閉館では、定時に退社しても閉館間際にぎりぎりという人が多い。 あと1−2時間延ばしてもらうと利用者が大いに増えるのではなかろうか。 高い住民税を納めている都会のサラリーマンにとって便利な住民サービスと思う。図書館で本を読む人イメージ

どこの町であったか失念したが、図書館の時間延長のために、住民から窓口担当者を募集したところ、競争率が何十倍にも上る極めて多数の応募者があったときいたことがある。 NPOやボランティアなどの力を借りるのがいい。 その際、シニアを優先して活用するのがいいのではないかと思う。 (9月24日)