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    5. 「立ち会議」

立ち話というのは、要点のみ議論する場合には大変都合がいい。

立ったままの会議スペースを設けている会社もある。 コーヒーショップやパブにあるような背の高い丸テーブルやカウンターを使って会議をすると、通常の会議と違って思わぬアイデアがでることがある。壁にホワイトボードがあると、参加者が自由に書き込むことで親密で活発な議論を行うことができる。立ち会議をする人々イメージ

とあるアメリカの研究によると、立った姿勢をとることによって心肺などの身体機能が活発になり、頭脳の働きが活性化され、考えが早くまとまるらしい。 更に、立ち話の場合、相手との距離が近いこともあって、自分の意見を相手に伝えたり、相手の話に反応する態度になりやすい。

何よりも、参加者が早めに切り上げようとする気持ちが働くことから、ポイントだけ議論して時間を節約するにはもってこいである。  勿論、色々な資料をもとに緻密な議論のような場合には向いていない。TPOにあわせて様々なタイプの会議スペースが選択できるようにすると、会議の能率が大いに向上する。

立ち会議スペースは設置の経費も軽微である。利用状況など利用者からのフィードバックを取り入れて改善するとよい。 チームワークとスピードが要求される今日、空き会議室の予約のためにに多くの労力を費やすのは大きな無駄である。(2月12日)