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    14. 「携帯カメル」

新種のポケモンではない。

最近の若者の携帯電話の利用状況の調査結果を見て思った駄洒落である。 中高生の携帯電話の利用の中心はメールであり、それにカメラも多いとのこと。もはや携帯電話というよりカメラつき携帯メーラーであるから、略して携帯カメルなのである。らくだイメージ

高校生の息子も同じである。 メールは一日に数十やりとりするが、電話は月にほんの数回である。 電話は高いし、面倒だから電話の機能はなくていいと言う。 確かに男子学生同士では、おしゃべりを楽しむということはないし、こちらの都合を考えずにかかってくる電話に応答するのは面倒だとのこと。 ワンギリとかの悪徳電話や間違い電話もある。 確かに電話は発信者の都合を優先する発信者本位のサービスである。

これに対してメールは受信者本位である。 すぐに返信するか、暫く放っておいて後刻返信するか受け手が選択できる。 おもしろい内容であれば何度でも読み直し、かつメモっておくこともできる。

一方、カメラの使い方も様々である。友達同士、表情やその場の様子をテキストでなく、カメラに写して送ると感情や雰囲気が一目瞭然になる。鏡のかわりにしたり、化粧の前後で比較したりするというのもある。

着メロなど音楽をダウンロードして楽しむのも勿論、人気である。 テキストでメールのやりとりよりカメラや音楽という人たちには、むしろ携帯カメロというべきなのかもしれない。 (3月6日)