RemoteCallと呼ばれる遠隔サポートサービス用のソフトがある。韓国の新興企業が開発製造している製品であり、日本でも大手PCメーカーを始め、すでに約1千社がユーザになっているというからご存知の方も多いと思う。
このソフトは、遠隔地からインターネット経由で自宅や会社のパソコンの画面を手元のパソコン上に映し出し、直接操作するような感覚でリモート操作を可能にするものである。ウインドウズOSに標準で備わっているリモートデスクトップと呼ばれる機能を、より高速に便利にしたものといえる。
利用分野は、PCの操作方法がわからない人やPCのトラブルに応対するヘルプデスクから、遠隔地同士の社内の打ち合わせまで多岐にわたる。
ヘルプデスクに問い合わせる顧客のような場合では、電話などで指定される特定のWEBページをクリックするだけで、小さな制御用プログラムが自動的にダウンロードされ、ヘルプデスク側からの制御が可能になる。
制御スピードが非常に速いのは、OSのカーネルレベルでハードウエアを直接制御するコマンドをリモートモニターに転送しているためとか。遠隔でのサポートサービスがうまくできるようにチャット、双方でのペン描画、録音や録画などの機能もついている。
大企業だけでなく中小企業や個人事業者が遠隔地にある顧客の画面を参照しながら、コンサルティングやアドバイスなどのサービスをするといった業務にも便利ではないかと思う。詳しくは、次のサイトにて。関心のある方は14日間限定で無料トライアルが可能である。
http://www.remotecall.net
(4月16日)